2015年6月14日日曜日

一冊の本を読んで起こった変化

昨年、「嫌われる勇気」というアドラー心理学を素材にした本を読み、考え方が一変しました。

まず、ポジティブになりました。
私は仕事では超ポジティブでタフ、プライベートでは超ネガティヴでヘタレという、二面性のある性格だったのですが、全体的にポジティブになれました。

プライベートの自分は、無価値な虫けらみたいなもの。
こんな私と付き合ってくれる人は神様。

誰かと会っていると、
「生きててごめんなさい、私なんかのためにあなたの貴重な時間を使わせてほんとにすみません!」
ずっと心で唱えていました。
今はそんな自分がとても不思議です。

仕事でもそういう部分は少しあってたまに担当さんに褒められると、
「ああ、すみません、すみません、私なんぞに気を遣わせて……!そんな時間があれば寝てください!いや、申し訳ない!」
と土下座したくなっていました。

本当は嬉しいのに素直じゃなさすぎです。
ツンデレが似合うタイプでもないのに。

それから、ある夢に気がつきました。
私は作家になりたかったんです。
自分でも全然気がついていませんでした。
逆に、なりたくない、と思っていました。
商業で通用するほどの能力がないし、作家になればきっと好きなことが書けなくなる。
だからなりたくないし、万一願ったとしても、今の能力ではなれない。
そう思っていました。

シナリオの仕事はしていましたが、それも奇跡みたいなものです。
初めての仕事は友人ライターからの依頼でした。
それがなかったら、おそらくシナリオの仕事はしていません。自分にできるとは到底思えませんでした。
実際、せっかくチャンスをもらったのに、初めて書いたシナリオはとても拙くて……(ゲームは公開されていません)。
でも、そのお陰で、シナリオの楽しさを知り、一年間カルチャーでシナリオの勉強をし、本を100冊くらい読んでゲームシナリオの公募にチャレンジするようになったのです。

奇跡は二つは続かない。
だから作家なんて……とそう思っていました。

でも、アドラー哲学を知り、自分の本当の気持ちがわかりました。

未熟だから、好きなことが書けなくなるから、作家にはなりたくない。
その言葉に嘘はありません。
だから自分で自分の能力を客観的に把握できていると勘違いをしていました。

でも、逆に考えれば、能力さえあれば、好きなことを書けさえすれば、私は作家になりたいんです。

なんだ、ただ努力することから逃げていただけだったんだ……。

目からウロコが落ちた瞬間でした。

それからはコロリと変わりまして、作家になるために、頑張っています。
「嫌われる勇気」は言葉の反転により、真の欲求を気づかせてくれました。

それとあと一つ。

大きな変化がありました。
それに関してはまたいつか。